初期のがん、手術・治療しないで経過を見る。甲状腺がん

日米の有名な研究者たちが、

『初期のがんは直に手術しないで、経過を見る』

との議論で討論している。

現在では、ごく小さながんも積極的に

手術で除去している状況である。

この古い考えを見直し、

「患者の経過を見ながら判断する」

この方法が、

効果的ではないかと考えている。

えっ!

がんは早期発見、早期治療で

助かる病気なのでは?

経過見たら、手遅れになるのでは?

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「活発な監視療法」と言う治療がある。

これは、ごく小さな甲状腺がんが

成長したり転移したりしない場合、

患者を検査・診察しながら

見守るという治療方法だ。

がん除去手術に変わる

新しい治療方法である。

転移しないのなら、

手術しないほうがいいですね。

お金も掛かるし、

失敗の可能性もあるので。。。

今までは、

全てのがんが悪者と考えて、

出来るだけ早くに除去するものと考えてきた。

そう、ゴキブリの様な悪者の様に。

そして、

医療が進歩して早い段階で

がんを見つけることが出来るようになった。

医療進歩により、

甲状腺がんと診断される人の数が

米国で「非常に増えている」状況である。

ここで疑問があったのです。

「20年前なら見つけられなかっただろう甲状腺がんが見つかっている」

大半の甲状腺がんは症状がなく、

医療技術の進歩があって

始めて見つかっている。

そうですね、

医療技術の進歩により、

ごく小さながんを見つけられて、

除去して助かったと思っています。

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そして、がんと診断されれば、

手術には正当な理由がないのに、

除去手術を行う。

甲状腺を切除すると

疲労や体重増加といった

副作用が出ることもあるのに。

想像ですが、

成長しないがんがあるのですか?

成長しないのであれば、

手術をしなくて安心しますね。

お金も掛からないし。

進歩した医療のおかげで、

見つけなくて良い物を

見つけてしまうのでしょうか?

もし、医療技術の進歩がなく、

がんが見つかっていなければ、

発症しないまま人生を終える人は、

どのくらいいるのでしょうか?

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