余命5年とは? 5年生存率50%の意味

北斗晶が、

「5年生存率50%」と通告された。

川島なお美も、

生存率が50%とか30%とか言われていた。

その、生存率ってどういう意味なのだろうか?

余命と生存率は違う意味なか?

調べてみました。

余命宣告

癌になった場合、

医師から「余命宣告」される場合がある。

その余命宣告とは、

残りどれだけ生きられるのかを

予想して告知することです。

しかし、

「余命=残りの寿命」

ではありません。

余命というのは、

あとどれくらい生きられるのか?

を意味しますが、

余命宣告通りに亡くなるケースはない。

余命1年と言われた人が5年以上生きることもあり、

逆に1ヶ月で亡くなることもある。

実際にいつ亡くなるのかは神で無いと分かりません。

ではどうやって、

余命期間を導いているのでしょうか?

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生存率の意味

癌の治療の5年後に

どれくらい人が生きているのかを

表した割合をいいます。

癌の発生場所と

4段階の進行度により

「5年後に何%の患者が生存されているか」

というデーターがあります。

この「5年後に何%・・・」と言うのが、

「5年生存率」と言います。

例えば、

「5年生存率50%」であれば、
100人が癌の治療を受けて、
その5年後に生きている人は50人。

「5年生存率10%」であれば、
100人が癌の治療を受けて、
その5年後に生きている人は10人。

癌の進行度が進むにつれて、

5年生存率が低くなる。

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余命期間の意味

余命は、「残された命の期間」ではなく、

「生存期間中央値」のことです。

その、生存期間中央値とは、

同じ癌の同じ進行状態の集団において

50%(半分)の患者さんが

亡くなるまでの期間のことです。

例えば、

「余命3年」であれば、
100人が癌の治療を受けて、
その3年後に生きている人は50人。

「余命1年」であれば、
100人が癌の治療を受けて、
その1年後に生きている人は50人。

しかし、1ヶ月で亡くなる人もいれば、

10年も長生きする人もいる。

あくまでも、中央値であり、

個人差により誤差がある。

余命期間が短い場合は誤差が少ない

余命は生存期間中央値を元に宣告されるため、

余命期間には個人差により誤差があります。

しかし、この余命期間が短い場合には、

誤差が小さくなりる統計がある。

余命1ヶ月や2ヶ月と言われた場合に、

5年先、10年先を生きていることは少ない。

統計データでも、

余命が3ヶ月以内の場合には、

かなりの確率で3ヶ月以内、

もしくはもっと短い期間で

亡くなられることが多い。

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「余命3日」

では、「余命3日」とは

どういう意味なのでしょうか?

食べ物を受け付けない、
呼吸困難である、
内臓の機能が極端に低下、
意識がもうろうとしている、

などの末期的な状態に陥れば、

余命が数日であることは、

医師の経験から予想できます。

そういった場合に、宣告されるようです。