吹奏楽界の常識を破った指導法 藤重佳久って誰?

9月17日の世界一受けたい授業の出演した、

吹奏楽界の常識を覆した、カリスマ先生

藤重佳久ってどんな先生なのでしょうか?

藤重佳久(フジシゲ ヨシヒサ)

20160918-01

福岡県久留米市出身で61歳。

武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒。

在学中より

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

の一員として活躍。
1979年より精華女子高等学校教諭、

2015年から活水中学校・高等学校へ。

音楽の指導者として

“吹奏楽の甲子園”と呼ばれる

全日本吹奏楽コンクール20回出場(金賞10回)、

全日本マーチングコンテスト16回出場(すべて金賞)

などの指導実績を持つ 。

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精華女子高校吹奏楽部

今や、精華女子高校吹奏楽部は、

全国で有名で実力のある吹奏楽部育った。

藤重佳久先生は36年前に、

精華女子高校に赴任し、

当時5名しかいなかった吹奏楽部を

日本一の吹奏楽部に育て上げた。

そして、精華女子高校時代にDVDやCDが

多数発売されています。

演奏会、コンクールを問わず常に会場を圧倒するダイナミックなうねりのある精華サウンドはどこから生まれてくるのか。日々の練習や音作りの源ともなるマー チングの練習メニューをご紹介いたします。よい悪いをはっきりと生徒に伝える藤重先生の、感受性豊かなアプローチにご注目

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活水中学校・高等学校

精華女子高校を定年で退職した藤重先生。

次に選んだのは、吹奏楽では無名の

長崎の活水中学校・高等学校であった。

九州大会出場0回の無名校の「活水」。

活気もまとまりもない吹奏楽部は、

藤重先生の指導により、

たった7ヶ月で全日本吹奏楽コンクール初出場

という偉業を達成した。

このドラマの様な偉業を達成した

みちのりを紹介した本が出版されている。

なぜ奇跡は起こったのか? 吹奏楽指導者なら誰もが知りたい藤重先生の指導法を「藤重先生のミラクル吹奏楽メソッド」としてまとめた。現役吹奏楽部員、 OBOGはもちろん、吹奏楽ファン、指導者といった吹奏楽関係者は必読の一冊に。また、吹奏楽にあまり興味はなくても、部活に全力をかけた少女たちの青春 ストーリーとしても読みごたえ十分だ。

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世界一受けたい授業(常識を破った指導法)

藤重先生が吹奏楽界の常識を覆した、

奇跡の指導法が紹介された。

藤重先生の指導方針は、

コンクールに勝つことは教えていない。

【自分自身が音楽を楽しみ、観客に感動 楽しんでもらえるよう】

と考え指導しているそうだ。

活水高校の吹奏楽部では、

常識では考えられない発想で

吹奏楽を指導した内容とは。。。

【問題1】

吹奏楽は55人で演奏するが、

活水高校の吹奏楽部は45人。

そのため、迫力のある音が出ない。

その解決方法は?

【解答1】

11人の中学生をメンバーに入れた。

吹奏楽の実施規定によると、

同一経営の小中学校の生徒の参加がOK。

そして、経験の少ない中学生をメンバーに

入れることで、ある効果が生まれた!

高校生が中学生を教えることにより、

自身の悪い点に気付き、技術が上がった!

そして、メンバー全員の向上心が上がり、

総合力がアップしたと言う。

【問題2】

生徒への挨拶に加える一工夫とは何か?

【解答2】

挨拶 + 一言

挨拶のちょっとした一言加えるだけで、

生徒との距離を一気に縮めることができ、

コミュニケーションが取れる。

さらに、

1分間の個人レッスン を実施する。

これは、1対1で練習することにより、

『いつもあなたのことを見ている』

というメッセージを伝えられ、

生徒との信頼関係が築ける。

【問題3】

表現力をつけるための変わった練習とは?

【解答3】

演奏は、

背景・ストーリーがある方がわかりやすい

ので、ミュージカルを年1回やる。

集中力を高めるため、練習の合間に

15~20分昼寝をする。

また、

上級生が下級生を教えるという

固定概念にこだわらず、

上手な下級生から素直に学ぶ

その他に、

担当楽器を頻繁に変える。

今の楽器の向いていなければ、

他の楽器でチャンスを与え、

チャンスで得た成功は、

かけがいの物となり、高い目標に頑張る。

というものであった。

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奇跡の指導法をまとめる

奇跡の指導法1

あいさつに一言を加える

奇跡の指導法2

1分間の個人レッスン

奇跡の指導法3

風景を思い浮かべながら演奏

奇跡の指導法4

練習の合間に15~20分昼寝

奇跡の指導法5

上手な下級生から素直に学ぶ

奇跡の指導法6

担当楽器を頻繁に変える