阪神の一二三 育成で再契約 イップス克服も不運の野球人生

阪神の一二三慎太外野手が

戦力外通告され、

来季は育成選手として阪神と再契約した。

阪神の一二三は、東海大相模高校出身で

最速150 km/hの速球を持つ甲子園準優勝投手

打撃センスもあり、

高校時代には5番を打つ強打者で

プロで年間20本を打てる素材」と

投打で騒がれていた。

一二三

甲子園で活躍した選手が、

今窮地に立たされている。

東海大相模高時代では、

プロのスカウトの注目をあび

ドラフトでは阪神から2巡目で指名され、

投手としてプロ野球の世界に飛び込んだ。

しかし、

高校3年の春

彼の人生が狂いの始まりであった。

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イップスでサイドスローへの転向

元々は最速149 km/hの速球を

投げるオーバースローの投手。

スライダー、フォークボール、チェンジアップ

を武器に制球力のある

完成度が高い投手であったが、

高校3年の春に、

「どうやって投げたらいいのかわからなくなった」

とフォームを崩し、

更に、練習試合では、

頭部へのデッドボールを当ててしまう。

これ以降、イップスに悩まされ、

フォームをサイドスローに変更した。

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右肩痛で打者へコンバート

プロ入団前の1月に

溶連菌感染症の影響で、

春季キャンプの

新人合同自主トレーニングから出遅れ、

キャンプ中に右肩痛を起こし、

1年目のシーズンが終わってしまった。

公式戦の出場はゼロであった。

右肩痛が原因で、

投手をあきらめ、外野手へのコンバートした。

左足骨折の不運でチャンスを逃がす

2年目からは、外野手として登録。

ウエスタン・リーグで打者としての経験をつみ、

3年目には、

ウエスタン・リーグで4番打者となり、

打撃面で急成長と遂げた。

一軍昇格が秒読であり、

フレッシュオールスターゲームへの

出場も決まっていたが、

守備でダイビングキャッチした時、

左足をフェンスに強打し

左足の剥離骨折となった。

この為、

フレッシュオールスターの出場を辞退、

一軍昇格のチャンスを逃がした。

その後、4、5年目が結果が出ずに、

2015年に戦力外通告を言い渡され、

育成選手として阪神で再起をかける。

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