高校野球ファンのおじさま達にビッグニュース!
【PL学園野球部が17年度から再出発】
春夏合わせて甲子園7度の優勝で、「逆転のPL」と言われる高校野球の名門・PL学園。
再来年の2017年度から野球部員の受け入れを開始し、新たなPL伝説を創ることとなる。
13年2月に起きた部内暴力での不祥事により、2015年から新入部員の受け入れを停止し、現在2年生のみの11人で廃部寸前のPL学園野球部。
今、秋季大阪府大会では、1回戦に延長の末、逆転サヨナラ負け。来春センバツ出場は絶望的となった。
絶望的であったPL学園野球部に久々に明るいニュースが飛び込んできた。
2017年度から新入部員の募集再開を検討
今の2年生が卒業後の2017年度から新しい野球部員を受け入れる予定。
部員をいったんゼロにし、今までのPL野球部カラーを一掃し、ゼロからの再出発だそうです。
再出発後は、勝利至上主義ではなく、暴力なども排除した、全く新しい野球部として生まれ変わる。
老朽化したグラウンド、スコアボード、野球部寮「研志寮」、雨天練習場などはは取り壊し、甲子園球場と同規模の専用グラウンドを教団施設内に建設する。
施工開始は来年春を予定。17年春の完成を目指す。
今年度内には、野球部専用ではないが新たな室内練習場の着工も決定。
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PL野球部の存続問題経過
2013年2月
部内暴力。2年生4人が1年生1人(当時)に暴行し救急搬送されたことが発覚。元野球部員が監督らを相手取り損害賠償請求訴訟を起こす
女子マネに対して性器に飲料水などの瓶を押し込める等の性的暴力があったことも判明
4月からの春季大阪府大会を辞退。
日本学生野球協会から6か月間の対外試合禁止処分。 河野有道監督が辞任。
同9月
6ヶ月の謹慎が明けた秋季大阪府大会初戦前の8月、元部員の不祥事が発覚し、部長が3カ月間の謹慎。
野球経験のない正井一真校長が同近畿大会から監督に就任。試合では、選手がサインを出していたが、1回戦で敗れセンバツ逃す。
14年8月
夏も甲子園まであと一歩。大阪大会で準優勝。今度は、大阪桐蔭に決勝戦で敗れた
14年10月
理事会で15年度の野球部員の受け入れを行わないことを決定。
15年4月
監督を務めていた正井校長が転任。再び野球経験のない草野校長が新監督に就任。
同5月
昨年度に続き、16年度も新入部員の受け入れを行わないことが決定
同7月
野球部寮の取り壊しや専用グラウンドを教団に返還する予定が判明。選手権大阪大会は準々決勝で大体大浪商に1―2で敗退し、コーチ2人が退任。
PL学園野球部・甲子園全成績
【出場】春20回・夏17回
【優勝】春3回、夏4回 【準優勝】春1回、夏3回
【勝敗】春48勝17敗、夏48勝13敗
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