2016年7月3日午前9時に
台風1号 が発生。
通常なら、5月までには発生している
台風1号だが、今年は、7月3日と
過去2番目に遅い発生記録となった。
『今年は台風が少ない!』
と勘違いして喜ぶ方がいますが、
実は、台風の発生が遅くなると、
7月から9月に掛けて
まとまって台風が発生する
傾向があるそうです。
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これは、年間の台風の発生個数は
『最終的にほぼ平年並みになる』
ことが多いため、
台風の発生時期が遅くなれば、
それだけ短い期間で多数の台風が
発生することとなります。
ですので、
立て続けに日本に接近したり
上陸したりする可能性があるので、
注意が必要です。
【過去の事例】
台風発生が遅かった2001年は、
5月11日に台風1号が発生した。
統計がある1951年以降で
過去7番目に遅かったそうです。
その年には、
7~9月に台風が計16個発生し、
9月には台風15号が関東地方を直撃!
死者も出た。
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【歴代の台風1号発生が遅い年】
1位 1998年7月9日
台風発生数 16個
接近数 6個
上陸数 4個
2位 1973年7月2日
台風発生数 21個
接近数 2個
上陸数 1個
3位 1983年6月25日
台風発生数 23個
接近数 4個
上陸数 2個
【台風1号の発生が遅いからと言って】
1年間の台風発生数の平均が25.6個。
台風1号の発生が遅かったからと言って、
その年の台風が少なくなるとは限りません。
1年間の台風の接近数は5.5個(沖縄省く)。
台風の接近数も、同じくらい。
1年間の台風上陸数は、2.7個(沖縄省く)。
台風上陸数も変わりはありません。
台風1号の発生が遅いからと言って、
過去のDATAより、台風の発生数や
上陸数が少なくなることはありません。
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