便秘薬で死亡例のある副作用。高マグネシウム血症で意識障害

便秘薬を服用で死亡例があると、

厚生労働省が発表した。

只の便秘薬で死んでしまう?

そんな馬鹿げた事はないと思うが、

便秘薬にも副作用があったのだ。

厚生労働省の発表によりますと、

因果関係ははっきりしないが、

便秘薬として広く使われている

「酸化マグネシウム製剤」を服用した後、

血圧低下など

「高マグネシウム血症」を起こして

死亡したと例があるとのこと。

死亡例も含め3年間で29件の

副作用報告があがっている。

大半が、高齢者であったことから、

薬の添付文書の「慎重投与」の項目に

高齢者を追記するよう指示している。

なぜ、便秘薬で死亡?

高マグネシウム血症とは何ですか?

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便秘薬の効果

市販の便秘薬に多く含まれている

成分として広く用いられているのが、

酸化マグネシウムです。

便秘薬としては一般的で効果も高い。

その理由が、

酸化マグネシウムが便秘に

効果的なのは水分を

補ってくれるためです。

便秘が慢性化する主な原因が、

大腸内の水分不足であります。

水分が足りないと便が硬くなり、

排便がしにくくなります。

便秘が慢性的であれば

沢山の水を飲んでも

腸内でほとんど吸収され、

大腸まで行き渡りません。

そこで、

酸化マグネシウムの力が

発揮されるのです。

酸化マグネシウムには、

体内を通過する際に

水分を吸収する性質が

あるようです。

薬が水分を含みながら、

大腸まで到達するので、

便をやわらかくするとともに、

排便の効果が現れる。

その他、

胃酸を抑える作用もあり、

胃潰瘍や逆流性食道炎等

にも効果があるそうです。

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なぜ?便秘薬で死亡

原因は酸化マグネシウムにあった。

酸化マグネシウムは

毒性がなく、

基本的には目立った

副作用のない物質です。

しかし、

心臓や腎臓が悪い人は別!

大量のマグネシウムは

心臓に悪影響を及ぼし、

腎臓が悪い場合には

マグネシウムの排出が

うまくいかず体に蓄積

してしまうのです。

そして、体内の

マグネシウム濃度が高くなり、

高マグネシウム血症になる。

高マグネシウム血症になると、

怠さや吐き気、血圧低下などの

症状が出ます。

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高マグネシウム血症とは

高マグネシウム血症は

腎不全患者がマグネシウムを

含む胃腸薬や便秘薬を

摂取している場合に

発症することがある。

血中のマグネシウム濃度が

上昇する電解質代謝異常症である。

高マグネシウム血症の初期症状 は、

吐き気、嘔吐、立ちくらみ
めまい、脈が遅くなる、
皮膚が赤くなる、
力が入りにくくなる、
体がだるい、
傾眠(眠気でぼんやりする、うとうとする)

などであり、

症状を放っておくと

重い症状となり、

息苦しい
意識がもうろうとする

などが起こり、

最悪、心停止になることがある。

この薬を長く服用している方、

腎臓に病気のある方、

高齢の方において、

「高マグネシウム血症」が

多く報告されています。

特に便秘症の患者さんでは、

腎機能が正常な場合や通常

服用する量でも重篤な例が

報告されている。