5月22日放送の『がっちりマンデー』では、
「ランクインしてるけど知らない会社」
の特集であった。
番組で驚いたのは、足立美術館にある、
『生の掛軸』
発想の素晴らしさに、あの景色、
素晴らしいアイデアと、
素晴らしい景色にビックリ! 脱帽です。
生?掛軸? 食べ物? いったい何?
言い間違いだろうと一瞬疑いました。
が、、、番組の続きを見て納得です。
生の掛軸とは、
床の間の壁が掛軸の形のように
長方形にくり抜かれており、
そのくり抜かれた向こう側にある
白砂青松庭の一部がまるで
掛軸の絵のように見える仕掛けなのです。
まさに、計算された芸術なんです。
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そんな『生の掛軸』がある足立美術館は、
「訪日外国人に勧めたい美術館やアートイベント」
ランキングで第一位に選ばれた美術館です。
美術館って言えば、
絵や器などをイメージしますね!
でも、この足立美術館の1番人気は、
東京ドームの3.5個分の広さを誇る
日本庭園(枯山水庭)です。
庭園内には、
茶庭
苔庭
枯山水庭
池庭
居宅 (旧足立家)と茶室
白砂青松庭
と見所が沢山。
「茶庭」にある茶室は、
桂離宮にある「松琴亭」に因んで
建てられたもの。
「苔庭」は、
京都の庭師、故小島佐一翁によるもので、
樹木はすべて斜めに植えられています。
「枯山水庭」は、
この美術館の主庭で、
「退蔵院」の枯山水庭、
「大仙公園」の日本庭園の作庭で知られる、
故中根金作氏によるものです。
「池庭」は、
和風の庭と周囲の洋風的な建物との
調和を考えた、和洋折衷の
新しい感覚で作られています。
「居宅(旧足立家)と茶室」は、
足立美術館の名物『生の掛け軸』があります。
「白砂青松の庭」は、
白砂海岸に大小の青松が
リズミカルに配置された、横山大観の名作、
白沙青松の持つ清澄なイメージを
日本庭園に表現したものです。
これだけ大規模な庭園が
非常にきれいな状態で見れるのは、
管理が半端でなかったのです。
開館前に専属の庭師が庭をチェック!
小さなフンまでも見逃さない!
竹ぼうきは、年間360本も使われます。
また、庭園に800本ある赤松は、
成長とともに幹が年々太くなってしまい、
庭園のイメージが変わってしまうので、
赤松が年代別に400本もストックされている。
極めつけは、
背景となる後ろの山も買い取ってしまった!
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一度は見に行きたいものですね・・・
その足立美術館の所在地は以下の通りです。
足立美術館
島根県安来市古川町320
0854-28-7111
営業時間 4 ~9月 9時~17時30分
10~3月 9時~17時
定休日 年中無休
駐車場 大型駐車場完備
料金 大人 2300円
大学生 1800円
高校生 1000円
小・中学生 500円
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